紫星杯への道おわりました

こんばんは。先週の遠征記を書く書く詐欺のまま土曜になってしまったシンシアリーです。
というか今週は半端なく忙しくて、ほとんど登校もできませんでした。
おかげで白金十段のまま半月以上停滞してる罠。森野さんもびっくりですよ。


というか明日は鈴鹿山脈のふもと、湯ノ山温泉のあたりでマラソン大会があるのですが、
大会参加自体が去年の栗東ハーフマラソン以来1年ぶりだというのにさっぱり走れてない現状で、
さてどこまでできることやら。体重もけっこう増えちゃってるしなー。ぶひ。


まあ、とりあえず完走目標で頑張ってみて、それでも気力が残ってたら、
武平峠か鞍掛峠で鈴鹿山脈を山越えして、大津か彦根の大会に行こうかなーと思ってます。
これもまあひとつの大会ハシゴってやつですか。
酷道で有名な国道421号線の石樽峠も一度越えてみたいんだけど、流石に精神的にしんどいかな。



閑話休題



というわけで土日のベガスマルチセレクト杯&紫星杯遠征記など。
今回こそはできるだけ簡潔に書きたいと思うのですが過度な期待はしないでください。以下略。


(前回までのあらすじ)
うっかり前週の蒲郡で賢竜杯の権利を取れてしまったため、地元伊勢での賢竜杯予選を回避し、
何故か中四国の祭典である紫星杯に参戦することになったシンシアリーさん。
もちろん予選で権利獲得などしているはずもないので当日予選からの参加となるのですが……。


というわけで岡山遠征自体は決定事項なのですが、それに加えて自分縛りルールなど。
午前スタートの当日予選でさくっと負けた場合は自分への戒めとして、
デカ盛りで有名なくろかわ食堂でカツ丼大盛りを食してから予選開催中の伊勢に直行し、
そのまま地獄ラーメンツアーに参加するという罰ゲームを課すことに。
なんか食べることばかりですね。お前本当はそれ食べたいだけちゃうんかと。



というわけで当日予選で負けた場合はメタボ関連と粘膜関連以外に特に問題はないのですが、
問題は当日予選で権利を取って本戦に出れてしまった場合ですよ。
翌月曜は朝から仕事のシンシアリーさんですが、紫星杯の打ち上げの予定時刻は20時〜22時。
それから帰宅したのでは、もちろん終電に間に合うはずもなく。
まあ打ち上げパスすりゃ問題ないのですが、流石に岡山まで行ってそれは寂しいので、
なんとかその日のうちに自宅まで帰りつけるデッドラインを探ってみますた。


まず、ごく普通に岡山から新大阪まで新幹線で行き、それから近鉄特急で帰るルート。
このルートの場合のデッドラインは、岡山発19:58。
これだと途中で抜けるどころか最初の乾杯にすら参加できない罠。却下。


続いて名古屋まで新幹線で行き、そこから近鉄特急で逆戻りするルート。
このルートの場合のデッドラインは、岡山発21:14。
これだとなんとか半分くらいは参加できそうですが、更に可能性を探ってみることに。


続いて名古屋まで新幹線で行き、そこからJR関西本線で逆戻りするルート。
このルートの場合のデッドラインは、岡山発21:44。
うむ、これならギリギリまで飲めそうです。ちなみに鈴鹿の加佐登駅到着は0:50となります。


まあこのルートの難点としては、自宅から一番近いJRの駅まで軽く10kmはあるので、
自宅まで深夜の夜道を小一時間かけて自転車で帰らなきゃならないことですが、
まあどうせ当日予選突破できたときだけの話だし別にいいやということでこのルートに決定。
30分余分に飲むためだけにここまでするのは人としてどうかという質問への回答は拒否だ!




というわけで土曜の朝。いよいよ大阪→岡山→伊勢(予)の週末転戦への鹿島立ちです。
ちなみに対策とかは一切なし。勝ち負けにはこだわらない方向での出たとこ勝負ですよ。


まずは朝っぱらから自転車で小一時間かけてJRの加佐登駅に行き、
そこから関西本線で亀山まで行き、そこで紀勢本線に乗り換えて津に行き、
津駅でようやくいつもの近鉄に乗り換え。
最初から近鉄でいけば10分強しかかからない津まで行くのに1時間半かかったが何ともないぜ。


そして近鉄特急に揺られること1時間半、大阪は鶴橋に到着です。
鈴鹿から津に行くのと津から大阪に行くのが同じ時間ってどうよって気がしなくもないですが。
そして梅田でちょろっと調整というかマルチの星梅子さんをしてから、会場の天満ベガスへ。


んで、会場となる天満ベガスに到着し、主催のましゅーさんのところで受付。
流石にマルチ限定大会という無茶、もとい、人を選ぶレギュレーションだけあって、
参加者は12人とやや少なめですが、腕に覚えのあるあらくれどもが勢揃いですよ。
そしてこの方は来るんじゃないかなーと予想してたフォルラーツさんがいらしてたのでご挨拶。
普通に考えると優勝候補筆頭な気もしますが、しばらく休まれてたブランクがどう出るかですね。
この方は来るんじゃないかなーと予想してたもう一方のペトラさんは残念ながら不在でした。



そんなこんなで試合開始。
今回のレギュレーションは特殊で、まず予選を縦縛りで3試合行い(メンバーは試合ごとに再抽選)、
その3試合の惜敗率合計の上位4名が決勝を戦うというもの。
ただでさえマルチ限定なのに、3試合合計ということで総合力勝負になりますがさてどうなる。


というわけでシンシアリーさんの予選1試合目の対戦相手は、


・くちきあかねさん
・しろめしだよさん
・フォルラーツさん


いきなり濃厚なところを引いてシンシアリーさん涙目の巻。
さて、今回の予選レギュでは、勝敗にかかわりなくマルチを3本投げなければならないわけですが、
一応武器のアニマル、一応メインジャンルの文マルは確定として、あと1本をどうするかです。
で、この相手だと文マルはしろめしさんのメイン武器なので論外だし、
アニマルはしろめしさん、フォルラーツさんにあまり効きそうにないので切りたくない。
というわけでノンマルで様子見ということにして一戦目スタートですよ。


で、試合のほうはくちきあかねさんがスポ、しろめしさんが文系、フォルラーツさんがライスタと、
それぞれメイン武器に近いものをを切ってきて、結局フォルラーツさんに50点ほど離されての3位。
惜敗率0.8074とやや苦しい滑り出しになりましたが、武器は温存できたので上出来の部類です。



続いてのシンシアリーさんの予選2試合目の対戦相手は、


・フォルラーツさん
・にゃーおさん
・リンウェイツさん


またしてもフォルラーツさんがいるよ!
でも他のお二人にはアニゲが刺さりそうな感じだったので、ここはアニマル勝負。
リンウェイツさんがきっちりスポマルを温存してるのが嫌なところですが、
ここが勝負の分かれ目ですよ!(CV:井上麻里奈


で、試合はフォルラーツさんの社マル、にゃーおさんの理マルと4人ほぼ横一線の展開も、
ここが勝負の自選のアニマルが予定通りさくさく刺さって貯金に成功。
しかし、リンさんのスポパネが予定通りさくさく刺さって貯金を放出。
結局、シンシアリーさんとリンさんがノーガードで打ち合って共倒れになり、
まんべんなく正解を稼いだフォルラーツさんにわずか0.55点及ばずの2位惜敗となりました。
まあでも、惜敗率的には0.9977と十分稼げたのでよしとしましょう。



そして2試合を終えた時点での順位は(1位は0.5点のボーナスあり)、


1位 2.1000 フォルラーツさん
2位 2.0408 しろめしだよさん
3位 1.8919 APPLEさん
4位 1.8497 1680えんさん
5位 1.8051 シンシアリーさん


と、ボーダーにちょい足りない5位。苦手のマルチにしては上出来の部類ですね。
そして、3試合目で2位〜4位のお三方が同試合で潰し合うことになったので、
この3試合目で大崩れしなければシンシアリーさんの決勝の目は十二分にあるナイスな展開だよ!
で、そのシンシアリーさんの予選3試合目の対戦相手は、


・リンウェイツさん
・にゃーおさん
・けべさん


のお三方。もう皆さん流石にメインの武器は切ってるでしょうし、
ここは瑠璃賢者見習いのプライドに賭けての文マル勝負ですよ!
で、芸マル→文マル→芸マル→文マルという、芸能VS文系の真っ向勝負の結果がこう。


1位 239.64 にゃーおさん
2位 210.62 リンウェイツさん
3位 204.40 けべさん




4位 154.80 シンシアリーさん



OTL



惨敗さえしなければ十分芽があったところでこの大炎上。流石ですね!
しかし、芸マル12問を4問しか正解できなかったのはまあよしとしましょう。よくはないですが。
それより文マル12問を6問しか正解できないってのはどういうことかと小一時間(ry
特に鍛えてはないとはいえ、文マルの正解率は数字的には80%近いのに、半分しか取れないって。
まさに瑠璃賢者見習いのプライドが粉砕!玉砕!大喝采ですよ。
毎度言ってる気がしますが、もういっそマロン先生のところの子になっちゃおうかしらん。とほほ。


ここで叩き出した惜敗率が実に0.6460。これでは流石に残れるはずもなく、ここで予選敗退決定。
最終的なボーダーが2.7034とかだったので、ここで負けるにしても0.9取れてれば通過でした。
まあでも、マルチ限定という魔窟に挑んだだけでも自分を褒めてやりたいところですね。



そして決勝は、しろめしだよさん、フォルラーツさん、1680えんさん、にゃーおさんという面子。
先日のパネル大会と同じく、1セット目はノンマル限定での2試合先取制で行われました。
そして第1試合は1680えんさんが圧勝、第2試合はしろめしさんが接戦を制し、
第3試合はフォルラーツさんが圧勝と、見ごたえ十分の好試合の中勝負の第4試合へ。
で、その大一番を制したのは――おねだん仮面さんでした。芸マル使いが取っちゃったかー。
準優勝はしろめしさんで、このお二人が賢天杯のマルチ切符を獲得。
ただまあ、縦縛りでマルチ使い放題といわれても、そんな何本も使えるかって話になりそうですが。
フォルラーツさんは土壇場でブランクが出ちゃった感じですかね。
いずれにしても見ごたえ十分の決勝戦でした。ファイナリストのみなさんどうもお疲れ様でした!


 
で、試合後はアニマル縛りに参加させら、もとい、参加して8ミスくらいする醜態を大公開。
アニゲ苦手のはずのリンさんに僅差で辛勝という体たらくでしたよ。
しかし縛り対戦でもトナメでも散々な出来なのに、大会で投げると不思議と取れるのは何故か。


それからフォルラーツさんやリンさんたちとQMAの未来について真剣に討議を交わし(嘘、
その後は今回は仕事で欠場のプラシーボさんもいらしてお好み焼き屋さんに。
関西ではデフォであるお好み焼き+しろめしという炭水化物タッグを食しつつ、
ひたすらプラシーボさんとラノベとかミステリとかメフィスト賞とかについて喋ってたような。


それから一行と別れ、岡山へと転進するシンシアリーさんでした。
途中某所に寄ってミーハー心を満足させたのは我ながらキモいので秘密にしておきたいと思います。




続いては二日目、岡山での紫星杯編ですよ。


さて、日曜朝の山陽本線鈍行。そこには岡山へと向かうシンシアリーさんの姿が。
というか兵庫・岡山間って、基本的に山ばっかりだったんですね。
なんとなく大阪から平野が続いてるような気がしてましたが気のせいでした。


で、9時ごろに超未来大都会で有名な岡山に到着。
岡山といえば最近政令指定都市に昇格したことでQMA的にも有名ですが、
それを気に世界屈指の超未来都市として生まれ変わったことでも有名ですね。
そういえばしばらく岡山に行ってないなーという方は、↓のサイトで今の岡山の姿をご確認あれ。

http://d.hatena.ne.jp/furikuri1986/20090717/1247821110


そして駅前のビルに「がんばれファジアーノ岡山」的な最先端垂れ幕がかかってるのを見て、
さすが政令都市の都心部ともなるとアーバンな雰囲気だなーと感心しきり。←


そんなこんなで、ひとしきり田舎からのおのぼりさん気分を満喫した後、
9:30からやってるらしいスターダストという店に登校して調整など。
ここは4台のサテが2台づつ背中合わせに配置されており、
片方の2台の島には先客がいたので、反対側の島でプレイ。
100円1クレで実力テストやりつつ壁を見たら、そこには200円3クレとの貼り紙が。えー。
よく見ると、100円1クレ予習3周が2台+200円3クレ予習1周が2台とのこと。
トナメやんないから予習3周は無意味なので、先客の隣の台に移動してみました。
そしたら隣の方に声かけられてびっくり。奈良のアッシュさんでした。
流石は紫星杯、各地から集結した強豪が岡山の各地にひしめいてるぜ!



で、しばらく実力テストを回してから、既に権利獲得済みのアッシュさんと別れて、
今回の紫星杯最終予選及び本戦の会場となるアミパラテクノランド店へ。
着いてみるといるわいるわ、中四国の猛者どもがうようよと。


とりあえず受付をしてから、今回お誘いいただいたりゅせーぬさんにご挨拶。
間違ってもおちんちんとか言わない感じのナイスガイですよ?
で、岡山の方々と話しているうちに、愛媛軍団の第一陣が到着したので
AMSさんやNTさんといった去年の予選でお世話になった方々にご挨拶。
更に遠征陣の目玉的存在であるセレネさんもいらっしゃったのでご挨拶。
などとやってるうちに開始時刻となり、いよいよ紫星杯当日予選の開始ですよ。



さて、今回の当日予選のルールは準決勝までの3試合がボンバーマンで、決勝はフリー。
ただ、1位〜5位に本戦参加権利が与えられるので、準決勝が実質的な決勝な感じになります。
そして一回戦(28→16)のシンシアリーさんの対戦相手は、


・KIMIさん
・Kぞのさやかさん
・まままるこすさん


のお三方。アニゲが効きそうなのでアニマルで勝負とも思いましたが、
最大火力の飛び道具を初戦で使っちゃうと後がしんどいので、ここは歴史で勝負。


で、試合はKIMIさんのライスタ、Kぞのさやかさんの政経は無難にしのぎ、
自選の歴史でそこそこ差をつけ、まままるこすさんの野球には苦しめられるも、
なんとかリードを守りきって逃げ切りに成功。なんとか1位通過でした。
とりあえず1試合でドカ飯食らって三重にとんぼ返りのトラップは回避できて一安心ですよ。


そして試合後に、高知からいらした2位のKIMIさんとお話など。
高知勢ここにありというのを示すために、わざわざはるばる遠征されたとのことでした。
流石はいごっそうで知られる土佐、熱いなあ。



続いての二回戦(16→8)のシンシアリーさんの対戦相手は、


・どっとハラいさん
・ゆうゆさん   
・NTさん


のお三方。去年の松山予選決勝、春のフウキ杯決勝大会に続き、難敵NTさんと対戦です。
過去の対戦成績は1勝1敗の五分ですが、この舞台でさてどうなる。   
どっとハラいさん、ゆうゆさんのグラフも合わせて検討してみましたが、
これといって満遍なく刺さりそうなジャンルがないので、ここは火力重視のアニマルで勝負です。


で、試合のほうですが、初っ端からどっとハラいさんの芸タイがいきなり刺さりまくって大炎上。
4ミスか5ミスくらいを喫し、いきなり最後尾からのスタートですよ。
で、続くゆうゆさんの理ランの何かも全体的に不調で、さっぱり差を詰められず。


さて、いよいよ後がなくなってきたところで、これが一番当てにならない自選のアニマル。
これはかなり暴れてくれて、なんとか追い上げるもまだ届かない感じ。
で、最後がNTさんのサッカー。正直、この時点で敗退を覚悟しましたが、
ここでどっとハラいさんとゆうゆさんが炎上してくれて、なんとか逆転1位突破。
NTさんとの三度目の対戦は、ワンツーフィニッシュと相成りました。めでたし!
というか、紫星杯での全8試合のなかでここが一番苦しかったかも。



そしていよいよ、ここを勝てば本戦権利獲得となる準決勝(8→4)となりました。
さすがに面子も煮詰まってきた感じとなるシンシアリーさんの相手は、


・とんまてんぐさん
・こりゃーげんさん
・たきゃおさん


芸能使いのとんまてんぐさん、共に野球使いのこりゃーげんさん&たきゃおさんと、
普通にやってたら完全に詰んでる相手なのですが、幸いにして野球使いのお二人は武器を使用済。
しかも皆さん理系が低めということで、心置きなく手持ちの最後の札の理パネを投下。


試合のほうはまずとんまてんぐさんの芸その他から。これはまあ、可も不可もなく。
続いて自選の理パネ。これがさくさく刺さりまくってくれて一気に楽になりました。
後はこりゃーげんさんのノンタイ、たきゃおさんの社タイを落ち着いて解答。
結果、ここもなんとか1位突破で、ついに本戦切符をゲットできましたよ奥さん。
やった、これでドカ盛り食って伊勢にとんぼ返りしなくてすむぜ!と喜ぶ反面、
どことなく残念な気分もあるシンシアリーさんでした。だから実は食いたかったんじゃね?



そしていよいよ決勝。本戦進出を決めて一安心のシンシアリーさんのお相手は、


・こりゃーげんさん
・セレネさん
・ほなMINさん


ここまで上手く対戦を避けてこれたセレネさんと、とうとう当たってしまいましたよ。
でも権利は取ってるし、ここは勝敗度外視で文パネで手堅くまとめるかとも思いましたが、
予選大会決勝でそれはやはり失礼だと思い直し、
シンシアリーさんの最大火力武器であるところのSLB(SincereLight-Breaker)で勝負を挑むことに。
まあぶっちゃけ、ただのアニマルなんですが。
というか最大火力というとこれしか出てこないシンシアリーさんの発想のアレさについて。


そして試合開始と同時に、先手必勝とばかりにシンシアリーさんの全力全開SLBが炸裂。
全答のバカ魔力でかなりのダメージを与えることに成功しました。
さすがにグレートハイジン持ちで名高いセレネさんはきっちりガードしてきたものの、
それでもガードの上から2〜3発は削れた感じなのでよしとしましょう。


で、こりゃーげんさんの野球、セレネさんのスポタイとじわじわ削られるも、
まだなんとかトップはキープした感じで最終ターン突入。ほなMINさんの選択は理マル。
先週の蒲郡、昨日のベガスとそつなくまとめられてる形式ではありますが、
本職の使い手のセレネさん相手に果たしてどこまで粘れるか。


そして、運命のシンシアリーさんの最終ターンの成績は――5ミスですたOTL


1問目でいきなり単独不正解食らって動揺したのか、怒涛の不正解連発。
こうなってくるともう疑心暗鬼で、昨日のベガスでまったく同じ問題に遭遇し、
そのときは難なく正解したはずの2文字元素の多答まで落とす体たらくですよ。
やっぱり不確かな知識は崩れだすと脆いなあと痛感させられた決勝戦でした。


そんなこんなで、他の方々が軒並み全答に近いペースのなかで5ミスしては流石に成す術もなく、
結局3位ということでシンシアリーさんの紫杯当日予選は終幕と相成りました。
まあでも、なんとか本戦の出場権は手に入れたので上出来ですよ!


そしていつの間にか店内には、賢竜レキさんを初めとする中四国の各地から集った強者たちの姿が。
誰も彼もS級妖怪ランクの妖気の持ち主で、生半可な相手は一人もいない感じです。
というわけで2ヶ月に及ぶ各地での死闘を勝ち抜いた猛者たちによる最終決戦、はじまります。



さて、紫星杯本戦のルールですが、まずエントリー時に準決勝で使う武器を申告しておきます。
で、一回戦はフリー、二回戦はジャンルくじ・形式くじを各1本引き、その2本だけが使用可。
ただし、一回戦で使用した武器&準決勝で使用申告済みの武器は、二回戦では使用不可となります。
先週の蒲郡予選より更に厳しい縛りですが、シンシアリーさん向きのルールではありますね。


というわけで、何を準決勝で使うかにつき、脳内作戦会議召集。
まず文パネ・理パネは右寄りの強豪が多く、刺し込みのリスクが大きすぎるので却下というか温存。
ノンパネというのも考えたけど、ここはまあ普通にアニマルを投げておくことに。
参加者を見渡した感じでは純正のアニマル使いはいなさそうだったし、まず無難なところでしょう。
というわけで、一回戦はメイン武器の文パネで全力勝負して、
二回戦はどんなくじを引いてもパネ+歴史でなんとか対処可能という寸法ですよ。



そんな胸算用でアニマルで申告したところで、一回戦(24→16)の組み合わせ発表。
なんとかここで文パネを使いたいシンシアリーさんの対戦相手は、


・MAJINさん
・ファンたろうさん
・ジョニイさん


うーん、難しい。全体的に文系は高めで文パネは投げずらいところなのですが、
去年の賢竜杯一回戦で対戦したジョニイさん以外には、強引に投げれなくもない感じではあります。
ただそれ以上に、皆さん狙い済ましたように青が低い。
アニマルは申告済みなので使えないけど、このグラフだとむしろアニパネが刺さるはず。
しかし、ここでアニパネを使ってしまうと、次のくじでアニメを引いてしまうと手詰まり確定。
さてどうするシンシアリーさん。ここが勝負の(ry


で、ギリギリまで迷った末、出し惜しみして負けてもアレだしということでアニパネ勝負。
これでアニパネ、アニマルとアニゲを2本使ってしまうことになるので、
二回戦のジャンルくじでアニゲを引くと悶絶確定ですが、まあ1/8の確率だし大丈夫でしょ。
そんな風に考えていた時期が僕にもありました。


そしてこれのアニパネの選択が、この勝負に関していえば会心の大正解。
MAJINさんの芸タイ、ファンたろうさんのスポその他には苦しむも、
自選のアニパネが大爆発。単独3つくらい取って、この時点でほぼ勝負ありでした。
あとはジョニイさんの社会その他を無難にこなして試合終了。
この大舞台で緒戦を1位通過です。やったよアニパネ!



続いてはここが正念場となる二回戦(16→8)。シンシアリーさんの対戦相手は、


・とんまてんぐさん
・りゅせーぬさん
・アリーナひめさん


一番引きたくなかったパネル無双のりゅせーぬさんを一発ツモ!
くじバトルをパネルで乗り切ろうというシンシアリーさんの作戦大崩壊のお知らせです。
まあでも、2位抜け狙いで正面突破しかないかと作戦に変更のないことを再確認。


でも本当の悲劇はここからなんだぜ?


運命のくじ引き、とにかくアニメだけは避けたい状況で引いたジャンルくじは……アニメOTL


そして、せめてパネルかランダム1と祈りつつ引いた形式くじは……マルチセレクトOTLOTL


アニマルを封じ手にしたのに、アニメとマルチセレクトを引くってどんな罰ゲームですか。
くじを見たしろめしさんに「何の問題もないじゃないですか」と言われて、
乾いた笑みを返すしかないシンシアリーさんでした。ていうかマジでどうしろと。


で、こうなったらいっそ文マルで場を荒らしてやろうかと思いましたが、
昨日のベガスでの大炎上っぷりを考えると危なっかしすぎてとても投げられず。
というわけで素の知識(笑)でなんとかなるのを期待して、漫画・ラノベで勝負することに。
青大会くらいでしか投げたことのない形式ですが、さてどうなる。


まずは試合はとんまてんぐさんのスポその他から。これはそんなに差がつかず。
で、りゅせーぬさんのライセレでりゅせーぬさんが抜け出し、2位争いの展開に。
そしてアリーナひめさんのアニメ特撮も、比較的マルチ多めでややリードを取れた感じです。
そんなこんなでなんとか2位キープで最終ターン、自選の漫画ラノベに。
ここもまあ無難にこなしつつ迎えた5問目くらいのタイピング。


「漫画『咲』の主人公の名前は○○咲?』


一昨日に最終回まで見終えたばかりの作品問ktkr!!!!
ここしばらく、アニマルのメンテをやる代わりと称してアニメばかり見てたのが功を奏するとは!
そして内心小躍りしながら答えを入力ですよ。


「えっと、原村……はのどっちだから、咲は、咲は……って、あれっ???」


ここでシンシアリーさん、まさかのエアポケット突入ですよ。
どうしても咲の苗字が出てこないトラップ発動!


――えっと、一昨日見た最終回が「なまえをよんで」の回だから……って、これじゃダメじゃん!
――タコスが確か片岡で、部長が竹井で……あれ、メガネって何だっけ。
――いや、メガネはどうでもいいんだよ!やべ、マジ思い出せん!!かじゅかわいいよかじゅ!!


などと全力で空回りしてるうちに無情にもタイムオーバー。
あんだけアニマルやるのさぼって代わりと称して積みアニメ見てた結果がこれだよ!


そして完全に敗北を確信して迎えた結果発表。1位は大差でりゅせーぬさん。
2位は――まさかのシンシアリーさんでした!
3位のアリーナひめさんとの差はわずか5点ちょっと。
正直、完全に負けを覚悟しました。九死に一生を得たとはまさにこのことです。



そしていよいよ準決勝(8→4)。
死の淵から甦り、もう失うものは何もないので強敵カモンな心境のシンシアリーさんの相手は、


・レキさん
・しろめしだよさん
・AMSさん


強敵カモンと言ったら本当に強敵が来ちゃってシンシアリーさん大後悔 の巻。


まあでも、もう一方の準決勝は、


・りゅせーぬさん
・くりみなルゥさん
・SEVENさん
・セレネさん


とこっちも称号クラス目白押しのグロ面子なので、組み合わせ運的には普通な感じですか。
で、この第一試合は全員が主砲を撃ち合ってのマルチグロ問連発デスゲームの末、
セレネさんとりゅせーぬさんが見事に決勝進出。正直あっちの組じゃなくて良かったw。


そしていよいよシンシアリーさんの第二試合。
ここはもう事前申告済みのアニマルを投げるだけではあるのですが、
レキさんしろめしさんとアニマルが効きそうにない顔ぶれなのがつらいところです。
というかここまでの使用武器がアニパネ→漫画→アニマルってどうよ。
岡山並びに中四国のお歴々にシンシアリさんが青い人だと誤解されてないか心配です。←


で、試合はその自選のアニマルから。青寄りの瑠璃色であるシンシアリーさんと違い、
かなり生粋の瑠璃色であるAMSさんには盛大に刺さってたものの、他のお二方にはほぼ刺さらず。
逆にファミコン化映画の多答で、マルサの女を選ぶべきところで稲村ジェーンを選んでしまい1ミス。
うーむ、これ落としちゃうとは、やっぱ確実に錆付いてますね。腐ってやがる!以下略!


続くレキさんの社会その他。これが実質社会セレクト状態となり、○×をまさかの3ミス。
最終問の電報の番号とか、落ち着いて考えれば落としようのない問題だったんだけどなー。
この精神的な脆さをなんとかしたいところですね。無理です。


それでも第3ターンのしろめしさんの歴史、最終ターンのAMSさんの地理と、
併せて0〜1ミスに押さえるも、残念ながら差を詰められたのは1〜2問分ってところ。
結局、1位のしろめしさんには3問分、2位の賢竜レキさんには2問分足りない3位でした。
まあでも、300点は超えたのでよしとしましょう。ていうか硬すぎだよ!
というか、最後に中四国の誇る賢竜様と戦うことができて、まさに引き際を得たって感じですね。
これなら炎の女皇帝も納得です。ていうかいつになったら再開するのん?



そしてその後は、賢竜杯ルールでの2問先勝式決勝戦
レキさんの賢竜杯でのドラマ再現なるか、それともセレネさんが賢竜杯の借りを返すのか、
はたまたりゅせーぬさん、しろめしさんの地元岡山関係者二騎が意地を見せるのか、
会場のボルテージは上がりっぱなしですよもう!


と、その前に長丁場必至の決勝戦の前座試合として、準決勝敗退者4人によるエキシビション
エキシビションとはいえ会場の注目を集める一戦のシンシアリーさんの対戦相手は、


・SEVENさん
・AMSさん
・くりみなルゥさん


前賢帝・現賢王のくりみなルゥさんに愛媛の両雄という豪華メンバー。
本来ならアニマルで自爆テロを仕掛けるしか手がないところですが、
今回はエキシということで、刺さらないの承知で今回使う機会がなかった文パネですよ。


そして文パネは全答したもののやっぱりさっぱり刺さらず、
逆にAMSさんの美文で出てきた並び替えのラウシェンバーグをラウシェングーバとタイポ。
これで動転して同じく並び替えのツァラトゥストラゲシュタルト崩壊して単独不正解。
結局ぶっちぎりの最下位でした。最後の最後に中四国の連中に実力見せつけたった!



そして始まった決勝戦は、まさに中四国のチャンピオン大会の頂上決戦に相応しい死闘でした。
まず第一試合は、3人がセレクトを投げての手探りの戦いとなり、
唯一歴史を切ってきたしろめしだよさんを、りゅせーぬさんが1問差で凌いで先勝。
続く第2試合は、セレネさんがりゅせーぬさんを抑えて勝利。
賢竜レキさんはまさかの連続最下位でのスタートとなって会場騒然。
しかし現賢竜がこれで終わるわけはなく、第3戦はレキさんが堂々の快勝。
会場にいた殆どの人間が、あの賢竜杯決勝での大逆転劇を思い浮かべたことでしょう。


そしてあの劇的勝利の再現なるかの第4試合。
ここに照準を合わせてノンランまで投げてメイン武器を温存してきたりゅせーぬさんは、
満を持してスポパネ。そしてセレネさんもここ一番の切り札であるスポタイを投入。
賢竜の再現を狙うレキさんは生物、唯一前半勝負だったしろめしだよさんは理パネと、
まさに最終決戦の様相を呈してまいりました!


そして試合も白熱した展開。前半の2セットはレキさんとセレネさんが共に譲らず横一線。
りゅせーぬさんも自選のスポパネで100点満点を叩き出す離れ業を見せて食らいつくも、
最終的にセレネさんがスポタイで奪ったリードを守りきり、第一回紫星杯優勝とあいなりました。
準優勝はこの大舞台での満点でこの日一番の会場を沸かせたりゅせーぬさん、
3位はあの快勝劇の再現なるかと会場の全員が手に汗握って見守った賢竜レキさん、
ベガスマルチ杯→紫星杯とこの土日で実に14試合を戦い抜いたしろめしだよさんが4位となりました。
優勝されたセレネさん、そしてファイナリストの皆さん、おめでとうございます!


しかし実に見ごたえのある好試合でした。この試合見れただけでも岡山まで来た甲斐ありました。
というか女房を質に入れてでも見ないと。そのためにはまず婚活だ!
この試合の模様はそのうちニコニコ動画に上がるそうなので、皆さん必見ですよ?



そして試合後はいろんな方とお話させていただきました。
蒲郡の大会にもいらしてた神戸のたきゃおさんには、伊勢予選の途中経過を見せてもらいました。
次はこの組ですけどかなりキツいですねって試合がゴージャスさんの二回戦だったので、
ここはゴージャスさんで決まりでしょうと言っておいたら結果ゴージャスさんの圧勝で面目躍如。


それから、今回は大会後の縛り対戦とかはなしということで、打ち上げ会場の居酒屋へ移動。
開始時間が1時間繰り上げとなったので心置きなく飲めることに。やったね!
このとき愛媛勢の方々が参加されないのを知らなかったのでお別れの挨拶ができず。
去年の賢竜松山予選に続き、二年に渡りお世話になりありがとうございました。


その後紫星杯パーティー岡山駅近辺の迷路と化した魔窟や地下の巨大迷宮などを踏破して、
一人の脱落者も出すことなく目的地に到着、そして乾杯。待望のビールですよ奥さん!
(シンシアリーさんのビール好きはドイツ人すら凌ぐと言われてます)
料理は美味しくボリュームも満点で酒も飲み放題と、4000円にしては破格な感じで大満足です。
うなぎが2人にまるごと1匹ついたのにはポポッターンさんもびっくりですよ。主にCN的な意味で。
でも鍋の中でいきなりうどんが煮えてたのはトラップだと思いました。おかげで料理が余る余るw


そして、隣でコーラを飲む車でいらしたりゅせーぬさんに遠慮して、生中をちょこっとだけ飲む。
酒が飲める年齢になったばかりのしみずかおりさんと、ちびちび飲んでました。
なんか10杯以上飲んでたって噂もありますがきっとデマなので信じないでください。


そしてこの場で伊勢大会の結果も明らかに。すだち先生が優勝ということで満座が沸く。
というか伊勢までいらしてたとは。ぜひ迎撃に行きた……いや、行かなくて大正解でしたw
で、ゴージャスさんも権利獲得ということで三重県民として鼻高々のシンシアリーさんでした。


そしてある程度酒が回ったところで、今度はしろめしさんと酔っ払いトーク
ビール焼酎水割りサワーと破竹の勢いで飲み進んでいくのに圧倒されるシンシアリーさんでした。
強いのはマジアカだけじゃなかったとは、
その他にも中四国のいろんな方のお話を聞くことができ、実に楽しい酒宴でした。
あと、本日の主賓であるところのセレネさんのサービス精神には心底感服ですw

そして名古屋行きのぞみの終電の時間が差し迫ってきたので、座を辞して岡山駅に。
皆さん本当にどうもありがとうございました。また年明けの東京でいい酒を飲めたらと思います。


で、名古屋行きのぞみの終電に乗り込み、偶然手元にあった缶ビールを飲みつつ東へと。←
それから名古屋で関西本線に乗り換え、今度は西へと。東に西に忙しいですね。
そして関西本線の終電で寝てたら目的地の加佐登駅だっていう車内放送があったので下車。
と思ったらひとつ前の河曲駅で大ショック。「かさど」と「かわの」、紛らわしいなもう!


まあでも仕方ないので河曲駅から加佐登駅まで、旧東海道の道のりを4キロほどてけてけ歩く。
そして加佐登駅で自転車に乗り換えて、自宅まで深夜の街を10キロほど疾走。
結局、自宅にたどり着いたのは午前3時でした。さすがに疲労困憊ですよもう。
そして風呂入ってちょこっとだけ寝て6時半に起きて仕事に行きました。死ぬかと思ったわ!


というわけで、今回の遠征記ようやくおしまい。簡潔に書くとかそういうのはどうなったんだ。
まあこんな駄文垂れ流しをちゃんと読んでる奇特な人もいないでしょうが、いたら申し訳ないっす。
ではでは、この遠征でお世話になった皆様、どうもありがとうございました。
またマッチなどいたしましたらよろしくお願いします。ぺこり。