賢竜杯顛末記 その6

もう1月も終盤だというのにまだダラダラと終わらない賢竜杯顛末記。
書いててふと、北杜夫のさびしい王様の前書きなど思い出したり。
というわけで観戦モードに入って以降をなるだけ手短に。


めでたく2回戦で敗退し、ギャラリー化したシンシアリーさん。
同じく三重からいらしていたアニ多の達人であらせられるじゅんこさんさん(ややこしい)に、
アニ多の問題が出るたび解説してもらいつつ、観戦。
しかも反対側の隣に座ってらした関西の強豪のがんでんさんには、
出場者の方の武器やら作戦やらについて解説していただくという超豪華W解説仕様。
なんという至せり尽くせり状態。豪華すぎです。


試合のほうは流石の超ハイレベル。とにかくJSTが刺さらないこと刺さらないこと。
そして決勝。たぶんもうあちこちで言い尽くされてるとは思うけど、
レキさんの1戦目ノンラン5で捨てゲは凄かったなあと。
数試合での勝負で相手の最強の札に自分の最弱の札を当てるというのは、
孫濱の昔から語りつくされている戦略ではあるのですが、
2戦先取で勝敗が決するというルールのもと、しかも年に一度の賢竜杯という大舞台で、
最初2試合で切り札を温存というのは、理屈はともかく普通できることではありません。
なんせ、その2試合を同じ人に連取されればそこで大会終了、
切り札は温存したままで終わりなわけですから。
それを実行できただけでもう、勝敗は問わずにかっこいいわけですが、
きっちり3、4セットを連取して優勝してしまうんだからもう凄すぎです。
これぞまさに完璧な決勝戦、完璧な優勝です。思わず一ギャラリーも心が震えたわ!


というわけで優勝したレキさん、おめでとうございます。
最高にかっこよかったです。ぱちぱちぱち。
表彰式も良かったです。新賢王のレキさんといい前賢王のかるみんさんといい、
なんか決めセリフがいちいちかっこいいのは仕様ですか?w


そしてフィナーレは各地の予選を振り返るPV。
最下位の伊勢予選決勝と優勝の松山予選決勝でのシンシアリーの6文字に感慨しきり。
いろいろあったけど、最高の初賢竜杯だったなあと。


予選優勝特典をいただき(紅茶の葉一缶でした。ありがとうございます)、賢竜盃会場へ。
賢竜盃でもいろいろありましたが流石に長くなりすぎたので割愛。
皆さんどうもお疲れ様でした。そして次回総括して最終回って、まだ続くのかよ!