賢竜杯顛末記 その4

というわけで、賢竜杯1回戦の対戦相手は、


・ジョニイさん(紫宝)
・シルビアさん(黄玉)
・ユーヅさん(翡翠


シルビアさんは前賢王にして伊勢予選の決勝で叩きのめされた相手、
ユーヅさんも元賢王(その事実を知ったのは大会終了後ですが)、
ジョニイさんも2年連続出場と、本来の実力なら勝てるわけのない相手なのですが、
シルビアさんの武器は今回に向けて集中的に鍛えてきた雑多!
来た!これなら勝つる!かも!


ジョニイさんは同じ紫宝なので、学順以外ならなんとか捌くくらいは可能、
ユーヅさんは苦手の翡翠だけど、どうもJSTは投げてこなさそうな感じ。
というわけで、シルビアさんが雑多を温存して来ない限りは、
こちらのメイン武器であるアニ多と、この日のために鍛えてきた雑多の、
多答2本で勝負ができるという理想的な状況。
これならもしかしてもしかすればもしかすると実力差をひっくり返せるかも。


そして実際の試合もこんなことがあるのかってくらいの理想的な展開。


まず1本目はジョニイさんの学ビジュ。トナメなら大嫌いなビジュだけど、
こと大会においてはある程度点数が纏められる悪くない形式。
結局、なんとか全答。ただし、震える手でのたくら打ってたら80点台だったので、
これがトナメ3回戦とかだったらタイム差で落ちてたような感じではある。


続いて2本目は自選のアニ多。上手いこと特撮を引かずに済んで、なんとか全答。
流石にシルビアさんは結構答えてきたけど、それでも皆にかなり刺さってた感じ。


そして3本目はシルビアさんの雑多。やった、温存せずに切り札を切ってくれたよ!
ここで強運が炸裂し、単独正解を含む5問正解。
大阪の地下鉄で本町駅がある路線の問題だけうっかり千日前線まで選んでしまったけど、
ここはシルビアさん含めて全員落としてたのでまあ問題なし。
ここまで多答2セット含む3セットで1問落としただけで、
目算だと2〜3問はリード奪ったかと。なんというできすぎな展開。これはいける!


4本目はユーヅさんの……ランラン5。え?
無難に纏めればいいだけの状況につい集中力が切れてしまったせいか、
初っ端から「上越国際スキー場前駅」の並び替えを落とす。閃いたときには既に時遅し。
あと1問なんか落として、最終問の三回忌のスロットも落とす。
というか、この会場内でこの2問を落とすのはきっと私だけかと思われ。
正直、これ落とした時点ではヤバイと思ってた。そして結果は――


シンシアリー 316.18
ユーヅ    276.32
シルビア   273.62
ジョニイ   270.53


まさかの1回戦1位通過!
どうやら多答×2で思ってた以上にリード奪えてた模様。きゃっほう。


2回戦のクジ引きを待つ間、2位のユーヅさんとしばしお話させてもらう。
なんでもラン5にポリシーを持たれてるということで、
2回戦ではラン5が投げられないレギュレーションに苦笑いされてらした。
やべえ、かっこいい! ご本人もイケメンだったけど!
すっかり感銘を受けたので今度トナメ決勝で顔をあわせたらランラン5を投げようと決意。
そしたらいきなり試合翌日に当たった。もちろん投げたら当然のように負けた。でも無問題。次は2回戦だ!ってところで今日はここまで。一体これいつ終わるんだろうか。